[第23号:2018-10-21]

本号の主な内容

教本ページ(組手型、他)の更新
  1. デジタル空手武道教本:組手型(組形)一覧
  2. デジタル空手武道教本:上段追い突きに対し/「手刀・内諸手・上段挙げ受け」ー「掛け崩し」
  3. デジタル空手武道教本:上段追い突きに対し/手刀・外諸手・上段挙げ受けから引き崩し
  4. デジタル空手武道教本:上段追い突きに対し/手刀上段挙げ受けから「掛け崩し」〜「肘当て(上中段)」
  5. デジタル空手武道教本:上段追い突きに対し/上段挙げ受け–掛け崩しから肘当て〜大外落とし
  6. デジタル空手武道教本:上段追い突きに対し/ 臥龍受け
  7. デジタル空手武道通信:手首掴み3種に対し 小手固め基本3種
  8. デジタル空手武道通信:ステッキ術 半棒の型 初段
  9. デジタル空手武道教本:IBMA極真会館護身術
  10. デジタル空手武道教本:内回し踵落としに対し/手刀・添え手・上段挙げ受けー「入り身落とし」他
  11. デジタル空手武道通信:前拳中段下突きに対し/手刀下段巻き込みから引き崩し投げ
ニュース、他

組手型一覧のページについて

このページはIBMA極真会館空手道の修練体系の一部である組手型(組形)の研究中の映像(練習映像)を掲載しています。今後、正式の組手型の教本を製作したいと考えています。この映像は研究科生による研究の映像です。今後、IBMA極真会館では組手型(護身術を含む)の修練体系を確立し、その修練を実施していきます。

現在、各道場で実施しているTSスタイルの試し合い(組手法)は、競技のための修練ではなく、小刀捕りを想定した組手修練です。ゆえに間合いの操作、位置取りの技能の体得を目標とします。換言すれば、TSスタイルの試し合いは「機先を制する」ことが重要です。また護身術の修練は、空手道の独自性である、徒手で小武器(短刀など)に対抗する技の修練を通じ、IBMA極真会館増田道場の理念である、自他一体の境地を目指すことに繋がります。

以上のことは、現在の道場稽古だけでは学べません。まずは、IBMA極真会館空手道の理念と理論、哲学をデジタル教本で学んでください。

 

 

お知らせ

  • デジタル空手武道通信では、常時コンテンツを修正、補充(アップロード)していきます。
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  • ※近日中に以下の更新、掲載を予定しています。
    IBMA極真会館空手道の基本修練項目を改訂版の掲載を予定しています。
    IBMA空手競技規定の改訂版。
    増田章の空手レッスン。

 

 

編集後記  第23号

23号の発刊が2週間以上も遅れてしまった。申し訳ない。岡山での昇段審査、極真会館の全日本選手権大会への参列、山田雅俊先生が率いる極真会館城西支部40周年記念パーティーへの参列など、対外行事や私の会社の業務等で忙しかった。また、体調が良くなかった。2週間前には、膝の痛みが酷く、動くことが大変だった。

毎日、夜に鎮痛のテープを貼っている。また、筋力トレーニングはできるが、歩行はきつい。また長時間の座位は良くないようだ。膝が痛くなる。

岡山の昇段審査はよかった。IBMA極真会館岡山を率いる、中川師範の日頃の努力、黒帯の修練の跡に敬意を持った。また、松井館長率いる極真会館の全日本選手権大会は若い選手の成長と試合ルールの進展が見られた。観戦して、とても感銘を受けた。松井館長と私は数年前に和解し、長年の対立を解消した。本号でも雑誌対談の模様を伝えているが、極真会館の分裂によってできた溝が、二人の極真空手に対する情熱を溜め込み、融和させる湖のように思える。

もう一つ、長年の構想であった、新しい組手ルールの構築に希望が見えている。今後、TSスタイルのブラッシュアップとフリースタイルの刷新を行いたい。

また、私の研究してきた、各種武術のエッセンスを取り込み、大山倍達先生の極真空手の再現を可能とする枠組み、手段としての組手型(組形)の形づくりを急いでいる。組手型の体系化は、私の武道理論と哲学、そして技術を後世に残すものだ。誤解を恐れずに言えば、私が2人いればと思う。

今私は、新たな自己との戦いと時間との戦いに明け暮れている。人は私をバカと見るかもしれない。また、人は私を理解しないかもしれない。それでも私は、この仕事をやり遂げたい。気がかりはある。それは家族への恩返しである。しかし、人生を賭けてでもやりたいことがある私は幸運だと思っている。それが愚か者の証のような気もするが…。

 

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