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直突き(上中段)に対する肘受け

直突き(上中段)に対する肘受け

 

肘受けについて

 
肘受けは頭部打撃の防御技であるが、極真空手の組手法においても転用できます。また、これまで上中段の突き(胸への突き)を防御しない傾向があったが、BMSの組手練習では、上中段への突きを「肘受け」などを用い、確実に防御し反撃をする(応じ)ことを重視します。その意識により、頭部打撃への対応のみならず、相手の打撃を見切り、制圧する能力の基盤が養成されます。なお、肘受けには肘内受け、肘外受け、肘落とし受けなどがあります。また、肘受けは重要な技なので、道場稽古での実技体験をお勧めします。
 

直突き(上中段)に対する肘受けのポイント

  1. この技は、頭部打撃の防御に重要な技である。また、頭部打撃の訓練(稽古)に必須の防御技である。
  2. この技は写真だけでは非常に理解しにくい技である。なぜなら、肘受けが外受けとは異なるからである。多くの人が外受けと肘受けとを混同してしまう。
  3. 肘受けは基本的に肘打ち(肘上げ打ち)を防御に使用した技である。ただし、肘打ちといっても相手の腕を攻撃し、痛めつけるということをを意味しない。あくまで、相手の突きの力の方向をずらし、自己に有利な位置取りを含む、状態を作り出すことにその意味がある。

 

 

拡大写真

  • 前拳・左直突きに対し、右肘を下から当てるようにして受ける(1〜4図)。
  • 後拳・右直突きに対し、左肘を下から当てるようにして受ける(5〜8図)。


 
 

より深く理解したい方へ

 
▶︎直突きに対する肘受け/退き身による(映像)
▶︎直突きに対する肘受け/入り身による(映像)

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