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IBMA極真会館空手道の修練について

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 IBMA極真会館空手道の修練は

 IBMA極真会館空手道の修練は、「基本」「型」「組手」の稽古が3本柱です。その中でも、「型」の修練が中心となります。また、型修練には伝統型と組手型の修練とがあります。そして組手型の修練が「基本」「型」「組手」の3大要素です。ただし、3つの要素を繋ぎ、その内容を充実させるものは「組手型」です。

 また、基本には伝統技と組手技のほか、礼法があります。さらに3第要素を繋ぎ、中身を作っていく過程で、武道哲学を攻究していきます。その哲学の攻究が、一人ひとりの空手道の彩を鮮やかにしていきます。また、武道哲学の攻究とは、人間としての倫理観や道徳心などの湧出に繋がって行くはずです。

 なお、組手技の稽古修練は、単なる試合に勝つことがゴールではなく、あらゆる戦いに負けない自己を作り上げる修練でもあります。さらに言えば、伝統技の修練は、空手本来の武道としての護身術を体得を目標として修練します。しかしながら、その護身術の修練も敵から自己を護るということのみならず、不断に油断をせず、危険に予防する心構えを養成するものです。言い換えれば、自己の心を護る、護心の道の攻究が伝統技と護身術の修練です。

 そのような空手道の稽古がIBMA極真会館空手道であり、そのためのIBMA極真会館空手道、独自の手段が組手型の修練です。

 補足を加えれば、IBMA極真会館空手道の修練で最も重要なことは、全ての技や術に内在する、普遍性の追及と体得なのです。その究極は、人間存在にとってもっとも重要と思われるアイデンティティの確立と幸福感の獲得だと私は考えています。

 そしてその目標を達成するためには、他者より優れた者となることではなく、他者に貢献できる人間存在となること。言い換えれば、共存を実践するリーダー(主体者)となることなのです。ここで明言しておきます。

 我々のIBMA極真会館空手道は武道空手です。ただし、実際は、スポーツ空手であるにもかかわらず、スポーツを否定し、武道を唱える者とは一線を画していきます。我々は武道空手の確立を目指しつつ、スポーツ空手も肯定しながら、時には協力して、共に社会に貢献できればと考えています。


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